モンステラを増殖”茎伏せのやり方”

モンステラの茎伏せ方法|節から新しい芽を育てる増殖方法

モンステラは挿し木だけでなく、「茎伏せ」という方法でも増やすことができます。

葉が付いていない茎でも、節が生きていれば新しい芽を出し、新たな株として育てることが可能です。

今回は、実際に行った茎伏せの手順を紹介します。


茎伏せとは?

茎伏せとは、葉ではなく節の付いた茎を切り分けて育てる増殖方法です。

節には、

  • 新芽になる成長点
  • 発根する部分

があり、この節が残っていれば新しい株へ成長する可能性があります。

剪定した茎や徒長した株も活用できるため、モンステラを効率よく増やしたい方にもおすすめです。

今回は根腐れしてしまい葉が落ちてしまったモンステラを使って実際に茎伏せしていこうと思います。


新芽の見つけ方

茎伏せで一番重要なのが、新芽(成長点)の確認です。

新芽は節の横にあり、

  • 少し膨らんでいる
  • 小さな突起になっている
  • 気根の近くにあることが多い

という特徴があります。

必ずしも大きく見えているわけではないので、よく観察してからカットしましょう。


節のカット位置

今回は節から下(根側)を約2cm残すようにカットしました。

上側は特に長さを決めず、節を傷付けないことを優先しています。

節より下側にある組織から発根することが多いため、少し余裕を持たせて残しておくと安心です。

使用する刃物は、

  • カッター
  • ナイフ
  • 剪定ばさみ

など、よく切れて清潔なものを使いましょう。


あく抜き

切り分けた後は、水に浸けて樹液を洗い流しました。

モンステラは切ると白い樹液が出ます。

必須ではありませんが、

  • 樹液を洗い流せる
  • 切り口をきれいにできる
  • 植え付け後の管理がしやすい

というメリットがあります。

30分〜数時間ほど水に浸ければ十分です。

その後は軽く水気を切って植え付けます。


水苔へ植え付け

今回は水苔を使用しました。

水苔は、

  • 保水性
  • 通気性
  • 発根管理のしやすさ

のバランスが良く、茎伏せにも扱いやすい用土です。

植え付ける際は、

  • 新芽を埋めない
  • 節が軽く隠れる程度
  • 茎が動かないよう固定する

ことを意識しました。

今回は小さな鉢に植え、それらをケースへまとめて管理しています。

ケースを使うことで湿度を保ちやすくなり、乾燥を防ぎながら発根を待つことができます。

ただし密閉しすぎると蒸れて腐る原因にもなるため、定期的に換気を行う予定です。


茎伏せ後の管理

植え付け後は、

  • 明るい日陰
  • 20〜30℃程度の温度
  • 高めの湿度

を意識しています。

水苔は乾燥させすぎず、常にびしょびしょにもならないよう管理します。

茎伏せは過湿による腐敗が一番の失敗原因なので、水やりは様子を見ながら行うのがおすすめです。


新芽が出るまでの期間

環境にもよりますが、

  • 発根:2〜6週間
  • 新芽:1〜3か月

ほどが一つの目安です。

節によって動き出すタイミングは違うため、早いものもあれば数か月かかるものもあります。

焦らず、ゆっくり待つことが成功への近道です。


茎伏せ成功のポイント

  • 節を必ず残す
  • 新芽の位置を確認する
  • 節から下を約2cm残してカットする
  • あく抜きをして樹液を洗い流す
  • 水苔で適度な湿度を保つ
  • 蒸れに注意しながら管理する
  • 焦って掘り返さない

おまけ|水耕栽培で発根させる方法

茎伏せ以外にも、私は水に浸けて発根させる方法もよく使います。

節だけが水に浸かるように容器へ入れ、発根を待つシンプルな方法です。

この方法のメリットは、

  • 根の伸び具合が見える
  • 腐敗していないか確認しやすい
  • 用土を準備しなくても始められる

という点です。


目次

水位のポイント

水は節が浸かる程度にしています。

葉柄や葉まで水に浸けると腐る原因になるため、水位はできるだけ低めがおすすめです。

また、気根がある場合は水に触れるようにすると発根しやすく感じています。


管理方法

管理はとてもシンプルです。

  • 明るい日陰で管理する
  • 水が濁ったら交換する(2〜7日に1回を目安)
  • 真夏の直射日光は避ける

これだけでも十分発根してくれます。


水耕栽培と茎伏せ、どちらがおすすめ?

どちらにもメリットがあります。

水耕栽培

メリット

  • 発根の様子が見える
  • 初心者でも始めやすい
  • 腐敗に気付きやすい

デメリット

  • 根が出た後は植え替えが必要
  • 水替えの手間がある

茎伏せ

メリット

  • 発根後そのまま育てられる
  • 根が環境に慣れやすい
  • 植え替え回数を減らせる

デメリット

  • 発根の様子が見えない
  • 過湿管理には少し注意が必要

どちらでも大切なのは「節」

茎伏せでも水耕栽培でも、一番重要なのは健康な節を残すことです。

節さえしっかりしていれば、新しい根や芽を出してくれる可能性があります。

環境や管理方法に合わせて、自分に合った方法を選んでみてください。


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